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”誰もができるあれ”で暗記が上手くなる

 

受験勉強や資格勉強を始めてみたものの、これまで勉強してこなかったから

勉強方法がわからないよっていう人にオススメの”暗記の基本ルール”を

教えたいと思う。

 

 

 

あなたは暗記が苦手だろうか。

 

私は暗記が苦手なんだよね。やっと覚えたこともすぐに忘れちゃう。

まず暗記ってどうやればいいのかわからない。

 

こんな人が多いのではないだろうか。

 

しかしそんな人でもほとんど多くの人が勉強してからかなり長い間覚えているものがあるはずだ。

 

 

 

それは九九

 

 

だいたい小学校二年生ぐらいで習う九九だが今でももちろん使える人が多いはずだ。

 

暗記が苦手と思っているあなたかもしれないが9×9=81通り。

あなたの頭の中に入っており自由に取り出すことができているのだ。

 

しかも何年もの間あなたは覚えていられたわけだ。

 

これってすごいことではないだろうか?

 

いやいや小学校の話だよ?内容も簡単だったし。

 

そうあなたは言うかもしれない。

 

だが基本は大事。基本”が”大事である。

はじめて勉強というものに触れた小学校の内容に、もう一度

少し大人になった観点から見ることで得られるものがあるはずだ。

 

では九九に隠されている暗記のルールについて順に説明していこう。

 

 

 暗記の基本ルール

  1. できる量ずつ
  2. すぐに口に出して言えるように
  3. 難しいものは何回も

 

 

 

1.できる量ずつ

まず大切なのは自分で覚えられる範囲の、少ない量に分けて暗記することだ。

九九を覚えるときは、1の段から順に始め、しっかり記憶してから次に進んだはずだ。

いきなり一の段から九の段まで一気に覚えるという暴挙に出る人はまずいない。

 

そして九九では、1つの段で覚えなければならないのはたったの9つだ。

 

「困難は分割せよ」とデカルトは著書『方法序説』で述べた。

暗記も同じで自分ができる範囲に分割することが大切だ。

 

 

2.すぐに声に出して言えるように

2つ目のポイントは、すぐに口をついて出るほど、完璧に暗記してから次に進んだということだ。

 

九九では一の段を何も見ずに暗唱できるようになって初めて、二の段に進んだ。

ある段を暗唱できるまで家に帰ることができなかった経験を持つ人もいるのではないだろうか。

 

完璧に覚えていないうちに次に進むから、忘れる数も多くなるのだ。

 

 

3.難しいものは何回も

3つ目は、九九の場合、完璧に覚えられるよう、間違いやすいところを集中的に繰り返したということだ。

 

七の段、八の段など難しいところは、一の段などに比べて回数を重ねて覚えたはずだ。

 

それに比べると多くの受験生は、苦手なものを何度もやる習慣が身についていないと言えるだろう。

 

 

 

九九を覚えた時には無意識でやっていたこと(やらされていた)も

ある程度歳を重ねると意外と効果的だったことがわかる。

 

基本をバカにせず、できる量ずつ、すぐに声に出して言えるように、難しいものは何回も繰り返すこと

 

それが暗記の基本ルールだ。

 

あとは実践あるのみだ。ぜひ試してみてほしい。